固溶体 (こようたい)         [k59]

【用語の意味】
2種以上の元素による固体の結晶質をいう。
元素の構成によって、置換型固溶体と侵入型固溶体がある。
通常の焼入れ焼戻しなどの熱処理は固体の状態のままで、熱の操作をして結晶の構造や配列を変化させている・・・といえる。
【関連する用語】
 結晶構造  
【補足説明】

固溶体のイメージ2元素が固溶する場合、左図のような2種類の固溶体が考えられる。左が置換型、右が侵入型。
通常の鋼は多種の元素を含むために、このような単純なものではないので、この図はあくまでイメージである。
また、鋼の熱処理においても、結晶構造が体心立方・面心立方・体心正方などと変化する上に、さらに各元素が入り組んでおり、また各所でそれらの様子が変わっていることで、鋼の機械的性質を複雑に変化させている。


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