部分焼入れ  (ぶぶんやきいれ)        [h25]

【用語の意味】

一部分だけを焼入れ硬化すること。全体加熱後一部を冷却材につける場合や、ソルトバスで一部浸漬して加熱する場合、高周波焼入れ・・・など、様々な方法が行われている。

【補足説明】

部分焼入れの反対語は全体焼入れで、全体を加熱冷却する操作である。

1部分だけを焼入れ硬化する方法として、一般熱処理では ①全体加熱 → 部分冷却 ②部分加熱 → 全体冷却 の2つの方法がある。基本的には、硬化したい部分は早く冷却する必要があるので、適当な方法をとることになる。

 高周波熱処理では、表面部分のみの加熱であるので、加熱部分をすぐにポリマー水溶液などで冷却される。このために、焼入れ性の高い鋼種は不向きで、構造用鋼材が主に対象になる。その他、レーザー焼入れ、電子ビーム焼入れなど、微小部分を加熱して、品物への熱伝導によって急冷されることで硬化することを利用しているものもある。



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