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熱処理用語

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焼入れ|鋼を非常に硬くする熱処理操作

鋼の焼入れは焼入れ温度に加熱後に急冷して硬化させる操作です。硬化に必要な冷却の速さは鋼種によって、また、品物の大きさなどで違ってきます。「やきいれ」はJISの表現に沿って「焼入れ」としています。
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面心立方晶|鋼の結晶構造の一つ

面心立方晶は、鋼のオーステナイト組織に代表される結晶構造。結晶(セル)に含まれる原子の数は4つで、焼入れ硬化してできたマルテンサイトは体心格子のそれは2つですので、この変化が鋼の硬化につながっていると言えるかもしれません。
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マクロ組織でのインゴットパターン 

鉄鋼はインゴットに鋳込んで造塊しますが、その時の凝固の痕跡が鋼材に残ったものがインゴットパターンです。近年の連続鋳造では、これがほとんど無い、高品質の鋼材になっています。
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熱処理での性質変化は結晶構造の変化のため

鋼の多くは常温では体心立方晶で、熱を加えると結晶構造(分子の並び方)が変化して面心立方晶に変化します。これを利用して焼入れなどの熱処理をします。
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ハードニングという熱処理用語について

ハードニングとは、「硬くすること」で、鋼の熱処理では「焼入れ」のことをいいます。焼入れは、鋼を適当な焼入れ温度に加熱して急冷して鋼を硬くする操作です。
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鉄鋼の炭化物|硬くて鋼の性質を左右する

炭素と金属元素の化合物を炭化物と言いますが、熱処理では鉄と炭素の炭化物の「セメンタイト」や、2次硬化の説明などで共析炭化物などが取り上げられます。
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窒化|表面熱処理の一つ

鋼の表面層に窒素を拡散浸透させて表面を硬化させる熱処理が窒化です。近年では、その方法や表面に拡散浸透される元素や状態によって、多くの処理方法や種類があります。
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油焼入れ(あぶらやきいれ)とは

焼入れ時に油を用いて冷却することで、水や気体を用いる冷却にたいして、中間的な冷却速度で冷却されます。実際の熱処理では、水冷するように指示された鋼種でも油冷する場合があります。
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鋼材|知っておくと便利なちょっとした知識

「鋼材」とは、圧延、鍛造、鋳造などで所要の形状に加工された「鋼」の総称です。「鋼材」は、下図の右端に並んだ製品(型鋼、鋼板、パイプなど)として販売されているものです。その手前の工程にある製造途中の半製品は鋼材とは呼びません。協力:第一鋼業さ...
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ソルトバスでできる恒温熱処理

熱処理法の一つで塩浴などを用いて焼入れ冷却中に、品物を一定の温度に保持して組織変化を起こさせる熱処理を恒温熱処理といい、オーステンパーやマルクエンチ、マルテンパーなどがあります。