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熱処理用語

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安定化処理(あんていかしょり)について

焼入れ加熱時の残留オーステナイトは不安定で、変化すると使用中の早期破壊の原因になるために、焼戻しなどで分解しにくようにすることを安定化処理といいます。
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H鋼(エイチコウ)| 焼入れ性が保証された鋼材

熱処理用語で、焼入れ性を保証した鋼をH鋼といい、JISにも規定されています。SCM440Hというように、鋼種の末尾にHが付加された鋼材はH鋼です。よく似た、紛らわしい表記がありますので注意。
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共析 (きょうせき)とは 

鉄鋼の鉄炭素2元系における共析は、固溶体における2つの固相が密に混合した状態です。炭素鋼では、約0.8%炭素鋼を共析鋼といいます。。
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過時効(オーバーエイジング)

時効は、熱処理では、温度・時間によって組織、硬さ、寸法などが変化することですが、時効処理の硬さ調整で、最高硬さの出る温度を超えた加熱処理をオーバーエージング(過時効)といいます。
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マクロ組織でのインゴットパターン 

鉄鋼はインゴットに鋳込んで造塊しますが、その時の凝固の痕跡が鋼材に残ったものがインゴットパターンです。近年の連続鋳造では、これがほとんど無い、高品質の鋼材になっています。
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材料の方向性|鋼材の材料取りを意識しましょう

鉄鋼材料は製造の過程で材料の方向性が生じ、試験片のとり方で機械的な性質のうちで、特にシャルピー値や伸び・絞りなどの試験結果が大きく異なる場合があります。
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JIS硬さ|慣用的な用語です

昔からの慣用的な言い方で「JIS硬さ」とは、過去のJIS規格票の付表などに掲載されていた、標準熱処理をした場合の硬さなどの数値のことをこう呼ばれています。
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超サブゼロ処理|クライオ処理

超サブゼロはクライオ処理とも言われるサブゼロ処理のことで、液化炭酸ガスなどの-80℃までの処理と分ける意味で、一般的には、-100℃以下に品物を冷やす処理を言います。主に液体窒素や、それを気化したガスを用いて処理が行われます。
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空気焼入れ|大気中に放冷して焼入れ硬化させる

焼入れ時に水や油ではなく空気に放冷する焼入れを空気焼入れといいます。焼入れ以外の冷却では、空気で冷却することを空冷といい、ファンを用いて強制的に冷やす方法を衝風空冷・ファン空冷等と言われます。
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硬さの推移をみるための図

硬さ推移曲線は表面または先端から順次に硬さを測った結果をグラフで示したもので、鋼材の断面硬さを示すUカーブ、焼入れ端から試験片外周側面の硬さを等間隔に測定して硬さの推移を示したジョミニカーブなどがあります。