熱処理用語

焼戻し|3分間で基礎の基礎を

焼戻しは、焼入れした品物を再加熱することで硬さや組織を調整することです。一般的には硬さを低下させることでじん性を付加させます。工具鋼など、焼入れで残留オーステナイトを生じる鋼種では、必ず、2回の焼戻しが必要です。
熱処理用語

炎焼入れ|火炎熱処理|フレームハード

表面熱処理に分類される、バーナーなどで加熱して行う焼入れ硬化させる炎を用いた焼入れ方法です。フレームハード、フレームハードニングとも呼ばれています。フレームハード用の鋼種も販売されています。
熱処理用語

熱浴焼入れについて

熱処理で使われる熱浴には、溶融塩を用いるソルトバスや油類を加熱して用いるホットオイルバスなどがあります。焼入れの冷却や恒温処理に用いられます。
熱処理用語

カーボンポテンシャル|雰囲気の炭素当量

雰囲気の炭素当量をカーボンポテンシャルといいます。雰囲気の炭素濃度と鋼材の炭素量が違うと脱炭や浸炭します。熱処理加熱炉における雰囲気調整に関係するカーボンポテンシャルについて説明しています。
熱処理用語

プレスクエンチ|プレス焼入れ

焼入れの際に、金型などで固定して、焼入れ時の変形などを抑制する焼入れ方法をいいます。プレス焼入れ、金型焼入れなども同じ意味合いです。鋼を焼入れ温度から急冷するとマルテンサイトという硬い組織になって硬化しますが、Ms点(マルテンサイトが生じ始...
熱処理用語

ソルトバスでできる恒温熱処理

熱処理法の一つで塩浴などを用いて焼入れ冷却中に、品物を一定の温度に保持して組織変化を起こさせる熱処理を恒温熱処理といい、オーステンパーやマルクエンチ、マルテンパーなどがあります。
熱処理用語

マルテンパー|恒温熱処理のひとつ

マルテンパーは高温熱処理の方法の一つで、焼入れでマルテンサイトが生じる温度(MS点)以下で塩浴(ソルトバス)などを用いてその温度になるまで保持した後に空冷する方法を言います。
熱処理用語

低温焼なまし|軟化焼なまし|応力除去焼なまし

低温焼なましは、A1変態点以下の温度で行なう焼きなましをです。大きく分けて、軟化焼なましと応力除去焼なましがあり、目的に沿って温度を変えて行われます。
鉄鋼の熱処理

合金鋼の焼入焼戻しを検討するときに知っておきたいこと

合金鋼・工具鋼の焼入れなどの熱処理仕様は、メーカーの技術資料やカタログなどに示されています。構造用鋼の熱処理関連図表とは違った図表もあり、それに慣れていく必要はあります。標準熱処理条件、熱処理曲線などを理解することから始めます。
熱処理用語

ステンレスの鋭敏化(えいびんか)

オーステナイト系のステンレスを加熱すると耐食性・耐酸性などが低下します。これはステンレス鋼が鋭敏化することで起こリます。鋭敏化を解消するためには、再度、溶体化処理をする必要があります。