鉄鋼の熱処理

工具鋼の熱処理では、この点に着目するといい

JIS鋼種であっても、メーカー鋼種には独自性があり、熱処理や品質特性は各社ごとに違います。メーカーのカタログに沿って熱処理すればいいのですが、ベストな熱処理を考える場合はその他の知識も必要です。
熱処理用語

マルエージ|マルエージング

低炭素の析出硬化鋼をマルエージング鋼といい、JIS鋼種では、SUS630などのステンレス鋼に分類される鋼もこの仲間です。普通の焼入れ鋼とは異なる熱処理をします。
熱処理用語

再結晶|塑性変形後に加熱すると加工前の結晶に戻る現象

冷間加工を受けて変形した結晶が適当な温度に加熱されると元の結晶に戻っていく現象を再結晶と言います。
熱処理の話題

ステンレスSUS304の脱磁について

機械加工でSUS304が着磁したので熱処理で除去したいということでの問い合わせや質問がしばしばあります。ステンレス鋼の脱磁処理については、うまくいかないことが多く、脱磁方法についての考え方や対処の方法などを説明しています。
熱処理用語

ひずみ取り焼なまし|混同しやすいので要注意

ひずみとり焼なましは、応力除去焼なましの一つです。しかし、2つの熱処理用語は微妙に意味合いが異なります。矯正応力の緩和のための焼なましという意味で「ひずみ取り焼なまし」と言っています。
熱処理用語

熱処理でのオーバーヒート 

ここでは、鋼などを目的温度以上に加熱するという不具合の一つのオーバーヒートについて説明しています。高いじん性を求める工具では、焼入れ温度を高くしないほうがいいでしょう。
鉄鋼の熱処理

鋼の表面熱処理について

表面熱処理はJISに、火炎焼入れ、高周波焼入れ、浸炭・窒化などが規定されています。ここでは、火炎焼入れ鋼や、表面熱処理での、全体熱処理とは違ったトラブルや誤解しやすい、焼入れ深さ・硬化深度ポイントなどを取り上げています。
熱処理用語

窒化|表面熱処理の一つ

鋼の表面層に窒素を拡散浸透させて表面を硬化させる熱処理が窒化です。近年では、その方法や表面に拡散浸透される元素や状態によって、多くの処理方法や種類があります。
熱処理用語

熱電対|温度変化を電圧の変化でとらえる

精度と寿命安定性に優れているために、熱電対による熱電温度測定は加熱炉などに欠かせません。耐用温度に対応したK熱電対やR熱電対などを雰囲気にあった保護管に入れて用いられます。
熱処理用語

熱処理での析出について

熱処理においては、溶体や固溶体などから異相の結晶が分離成長する現象を析出といいます。例えば、鋼の熱処理に関係するものに、高合金工具鋼の2次硬化や、マルエージ鋼の時効硬化などがあります。