熱処理用語

熱処理用試験片について|その特殊さを知っておきましょう

熱処理硬さなどに用いられる試験片は、ほとんどは小さなもので試験されていますので、実際の品物とは違うことを知っておく必要があります。特に、質量の違いで特性値は変わりますし、極端にいえば、材料の履歴でも変わります。
熱処理用語

ステンレスの鋭敏化(えいびんか)

オーステナイト系のステンレスを加熱すると耐食性・耐酸性などが低下します。これはステンレス鋼が鋭敏化することで起こリます。鋭敏化を解消するためには、再度、溶体化処理をする必要があります。
熱処理用語

残留オーステナイトの安定化について

熱処理では、目的に応じて、焼入れ後の加熱によって、残留オーステナイト安定化させて、それが不用意に変化しないようにすることが行われます。それによって「残留オーステナイトが安定化した」と言われます。
熱処理用語

臨界直径について|死後になりつつある用語の一つ?

焼入れした丸棒の中心部が50%マルテンサイトになるときの丸棒の直径を臨界直径といいます。この用語は、用語集にはあるものの、普段の熱処理作業で聞くことはありません。
熱処理用語

セメンタイト|鋼中の非常に硬い炭化物 

セメンタイトは鋼に見られる鉄(Fe)の炭化物組織で、顕微鏡組織を見ると、層状や粒状のものがあります。
熱処理用語

刃物類の焼入れと銃刀法|知っておくべき項目

趣味でカスタムナイフの製作をしている方や保持する方は銃刀法と軽犯罪法を知って遵守する必要があります。法に抵触するものは、熱処理業者さんでは、熱処理をしてもらえない場合も出てきます。
熱処理用語

熱処理における不具合や不具合品の扱い方

熱処理の不具合には「硬さ不良」「変形」「割れ」「外観不良」などのように、品物に現れるものと、工程内の異常・異状があり、クレームとは別に考えるものです。ISO認証熱処理工場の場合の対応例を紹介しています。
熱処理用語

プラズマ熱処理について

熱処理での、プラズマ熱処理とは、グロー放電のプラズマを利用する熱処理の総称です。プラズマ浸炭やプラズマ窒化などがあり、プラズマ熱処理と電子ビームやイオンビームによる熱処理とは別に分類されることが多いようです。
鉄鋼のせん断

鉄鋼のせん断に関係する要素

せん断に関係する技術的要素として、クリアランス、切断面性状、せん断過程、せん断力などについての資料を紹介して、刃物の寿命向上のためのヒントなどを解説しています。
熱処理用語

球状化焼なまし|炭化物を球状にして柔らかい硬さを得る

球状化焼なましは、鉄鋼の熱処理の焼なましの1種です。炭化物を球状化することで柔らかくしたり、焼入れしたときに均一な組織にするために行われます。