鉄鋼の熱処理

恒温変態曲線(TTT曲線・S曲線)の見方と考え方

熱処理の焼入れに関連する、恒温変態曲線(S曲線)の見方を説明しています。S曲線自体が実際に使うことが少ない図表ですが、ここで取り上げる図は、さらに、熱処理の事項が書き加えられた特殊なもので、熱処理用の図で説明しています。
熱処理用語

固溶体|2つ以上の元素が固体の状態で溶けこんでいるもの

固溶体とは、2種以上の元素の固体の結晶質のものを言います。鋼は鉄と炭素の固溶体で、固体の状態で熱処理をすることで大きくその性質が変わります。
熱処理用語

焼入れ性倍数|合金元素量による理想臨界直径の増加比

合金元素を添加した場合と添加しない場合の焼入れ性の程度を焼入れ性倍数といいます。 焼入れ性倍数を高める元素には、Mn Mo Cr などがあり、これらの元素量が多いと焼入れ性が高くなります。
鉄鋼の熱処理

鋼の炭素の量で焼入れ硬さが決まる

鋼の焼入れで、最も重要な最高硬さは炭素量によって決まります。鋼材成分で焼入の最高硬さが推定できます。焼入れによってマルテンサイトという硬い組織が生成します。マルテンサイトと硬さなどについて紹介しています。
熱処理用語

S曲線・TTT曲線|変態の様子を示している図

TTT曲線、S曲線は、オーステナイト状態からある温度に冷却した時の恒温変態の様子を表した時間-温度の関係を示した変態図ですが、熱処理説明では、焼入れ時の時間経過と出現する組織などの説明のために使われます。
熱処理用語

熱処理用語の索引 (用語の一覧へ)

熱処理用語の索引です。用語でその内容を説明した文章に飛びます。サイト内検索も合わせて利用ください。
熱処理用語

熱処理での硬化深さ

硬化深さとは、熱処理(焼入れや表面熱処理)などで硬化した表面からの深さ・距離を言います。高周波焼入れなどの表面熱処理については、JISに 有効硬化深さ、全硬化層深さ、最小表面硬さ、有効硬化層の限界硬さなどが定められています。有効硬化深さ :...
熱処理用語

ウィドマンステッテン組織|鉄鋼の熱処理で見た経験がない

鋼を非常に高温に加熱したときに出現する異常組織で、特定の結晶面に特徴ある組織が出現するとされているもので、ウィドマンステッテン組織とよばれるものです。
熱処理用語

マトリックス|熱処理では組織の素地のこと

マトリックスとは、鉄鋼の素地のことを言います。鉄鋼の合金元素は、いろいろな特性に大きく影響しますが、熱処理では炭化物を除いた素地の部分の特性や状態を考える事も多くあります。
熱処理用語

とりべ分析値|ミルシートの成分値は溶鋼の時点で決まる

ミルシートに記された成分値は、最終時点の製品で分析したものではなく、製鋼中の溶湯の成分を分析した「とりべ分析値」が使われて表示されています。