熱処理用語

無芯焼入れ|中心まで硬化している焼入れ

無芯焼入れのJISの用語説明では、無芯焼入れはずぶ焼入れのこととあります。ずぶ焼入れは全体焼入れのイメージで使い、無芯とか有芯などは普段使うこともない用語です。使うと間違いやすいので使わないほうがいいでしょう。
熱処理用語

熱処理品の衝撃試験|高硬さ品の試験は大変です

吸収エネルギーの大きさを測定するのが衝撃試験です。JISではシャルピー衝撃試験やアイゾット衝撃試験などが規定されています。10Rノッチ試験片などJISにない試験もあります。
熱処理用語

焼戻しマルテンサイト|少しじん性のあるマルテンサイトの状態

焼入れしたままのマルテンサイトは、180℃程度の焼戻しによって焼戻しマルテンサイトに変化します。その詳細はよくわからないところもありますが、この焼戻しによって、多くの鋼はじん性が高くなるので、焼戻しすることは非常に大切です。
熱処理用語

浸炭|炭素濃度を増して焼きが入りやすくする

主に浸炭熱処理の用語。過去には浸炭と焼入れを別々に行なわれていましたが、近年は、それらを炉の中で自動で行っており、それを直接焼入れといいます。
熱処理用語

焼戻しぜい性|焼戻しで注意したほうがいいのでしょうか?

焼戻しぜい性は300℃付近の青熱脆性その他があります。その焼戻し温度を避けるか、焼戻しの冷却を急冷することで対策します。脆化の具体例は見当たりませんが、重要部品などでは、対策をとるようにします。
ソルト熱処理

ソルトバス熱処理について

ソルト(塩)を溶融したソルトバスを利用して熱処理する方法をソルト熱処理といいます。設備は比較的小規模のものが多く、加熱温度や冷却方法を簡単に変えた小回りのきく特殊な熱処理が出来ます。単品の焼入れや加熱試験などに最適です。
熱処理用語

炭素量での鋼と鋳物と鉄の違い

鋼は鉄Feと炭素Cの合金で、おおむね2%以下の炭素量のものを言います。便宜上、純鉄は0.01%以下の炭素量のものを言います。炭素は鋼を硬化させる重要な元素です。
熱処理用語

鉄鋼熱処理の種類|金属及び鉄鋼の熱処理の種類と加工記号

鉄鋼の熱処理とは、金属製品に要求される所要の性質を付与する目的で、雰囲気、加熱、冷却、圧力、電磁気などを組み合わせて行う処理をいいます。鉄鋼の熱処理のうちの全体熱処理で、鉄鋼のJISの工程記号にあるもの一覧を示します。
鉄鋼の熱処理

冷間工具鋼の鋼種の選び方について

鋼材の選び方や考え方について説明しています。ここでは、熱処理硬さを考えて、それから必要な要素を加えていって、鋼材を選ぶ考え方の一例を紹介しています。カスタムナイフの材料や熱処理についても少しだけ触れています。
熱処理用語

エムエス点(Ms点)|焼入れ硬化が始まる温度

熱処理用語のエムエス点は焼入れ時にマルテンサイトが生成する温度を言います。おおよそのMs点は計算で求める事ができます。熱処理をコントロールするためにも、これを把握していることは大切です。