熱処理用語

熱処理品の衝撃試験|高硬さ品の試験は大変です

吸収エネルギーの大きさを測定するのが衝撃試験です。JISではシャルピー衝撃試験やアイゾット衝撃試験などが規定されています。10Rノッチ試験片などJISにない試験もあります。
熱処理用語

低温脆性|鉄鋼は低温下でもろくなる

鋼は低温になると、じん性が低下します。低温ぜい性は室温やそれ以下の温度で衝撃値が急激に落ちる現象で、どのような鋼でも見られ、炭素量の影響が大きく、高炭素の工具鋼は低温で使用するときはじん性低下に注意が必要です。
熱処理用語

工具鋼の摩耗試験でよく使われる大越式摩耗試験機

鉄鋼の摩耗試験に用いられることが多い摩耗試験機の、大越式摩耗試験機についての説明しています。この試験機は工具鋼の摩耗量比較などに使われることが多く便利ですが、問題点もあります。
熱処理用語

H鋼(エイチコウ)| 焼入れ性が保証された鋼材

熱処理用語で、焼入れ性を保証した鋼をH鋼といい、JISにも規定されています。SCM440Hというように、鋼種の末尾にHが付加された鋼材はH鋼です。よく似た、紛らわしい表記がありますので注意。
熱処理用語

急速冷却が可能な 噴霧焼入れ(ふんむやきいれ)

焼入れ時の冷却を、冷却液を噴霧することで、熱処理物の冷却を早める方法です。水冷は最も速い冷却ですが、水を噴霧することで、さらに速い冷却ができます。
熱処理用語

二次硬化|焼戻し温度を上げると再硬化する

鋼は、焼戻し温度を上げるにつれて硬さが低下しますが、高合金工具鋼などでは500℃以上の焼戻し温度で再硬化する現象を2次硬化といいます。
熱処理の話題

ステンレス鋼の種類と特徴について

ステンレス鋼の鋼種番号は整理されていないために、どんなものなのかが非常にわかりにくいかもしれません。ステンレスとは耐食性に優れる「錆びにくい鋼」で、しばしば、5つの系列に分類されます。それぞれの分類や熱処理について説明しています。
熱処理用語

熱浴焼入れについて

熱処理で使われる熱浴には、溶融塩を用いるソルトバスや油類を加熱して用いるホットオイルバスなどがあります。焼入れの冷却や恒温処理に用いられます。
熱処理用語

焼割れ|焼入れ工程で品物が割れる不具合

焼割れは主に、焼入れ時の熱応力や変態応力が品物の一部に集中することで起こります。速く冷やしすぎると割れるというのは正しくありません。ここでは、焼入れ時の焼割れについて説明しています。
熱処理用語

介在物(かいざいぶつ)|非金属介在物のこと

介在物とは、非金属介在物をさす慣用的な表現です。近年では、鉄鋼中の非金属介在物は非常に少ない状態に管理されるようになっています。