熱処理用語

機械試験と熱処理について

鋼の性質を決めるための材料試験が「機械試験」です。工具鋼などでは、JISにはない試験方法のデータもあり、硬さと焼戻し温度の関係や、それに合わせた機械的性質データは重宝します。
鉄鋼の熱処理

鋼種と工具材料の選び方

工具や機械部品用の鋼材(鋼種)を選ぼうとすると、鋼種も多くて、目的にあった鋼材がわかりにくいので簡単ではありません。工具を性能の高い鋼種に変えたい場合などの材料の選びかたやその入手方法などを紹介しています。
鉄鋼の熱処理

硬さの換算と硬さ換算表について

一般に使用されるSAE準拠の硬さ換算表のほかに、オリジナル硬さ換算表を紹介しています。硬さ換算表は非常に便利ですが、オールマイティーではありません。換算表の使い方の注意事項なども紹介しています。
熱処理用語

半冷曲線|焼入れ硬化の程度を示す図表

大径材の表面硬さや中心硬さを推定する方法として、プロテリアル(日立金属)さんが行ってきた方法です。 これは、実際の熱処理での冷却状態を考えて、焼入れした鋼材の内部の硬さを知るために利用できます。
熱処理用語

連続冷却変態曲線|CCT曲線

焼入れの冷却速度の違いによって硬さや組織の変化を示すものに連続冷却変態曲線があります。これはCCT曲線とも言われ、S曲線とともに、焼き入れにおける説明に用いられます。
熱処理用語

熱処理用試験片について|その特殊さを知っておきましょう

熱処理硬さなどに用いられる試験片は、ほとんどは小さなもので試験されていますので、実際の品物とは違うことを知っておく必要があります。特に、質量の違いで特性値は変わりますし、極端にいえば、材料の履歴でも変わります。
熱処理用語

マスエフェクト|抽象すぎてわかりにくい熱処理用語

マスエフェクトは質量効果といいます。熱処理の焼入れ時に、品物が大きくなると硬化しにくくなることを質量効果のためというようないい方で説明されます。数値で客観的に比較できるものは、ほとんどありません。
熱処理の話題

鉄鋼の熱処理の昭和と現状の違い

鉄鋼隆盛期の昭和時代を経た筆者が、現在との比較や今後の展望に対する私感を書いています。昭和後期と比べて、熱処理のやり方や考え方はどのように変わってきているのでしょう。昭和年代の熱処理との違いを紹介しています。
熱処理用語

質量効果|品物が大きいと焼きが入りにくくなる

熱処理の焼入れでの「質量効果」という言葉は、焼入れ時に品物が大きくなってくると、表面硬さや焼入れ深さが減少することを表現する言い方です。数値表現ではなく、漠然としたいい方で使われます。
熱処理用語

熱処理品の衝撃試験|高硬さ品の試験は大変です

吸収エネルギーの大きさを測定するのが衝撃試験です。JISではシャルピー衝撃試験やアイゾット衝撃試験などが規定されています。10Rノッチ試験片などJISにない試験もあります。