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熱処理用語

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マトリックスハイス|セミハイス

マトリクスハイスは、セミハイスともよばれる、従来のハイス(高速度工具鋼鋼材)と異なって、温間鍛造金型用などでダイス鋼レベル以上のじん性や耐熱性を持つように開発されているもので、ダイス鋼とハイスの中間的な化学成分のものです。
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粒子分散強化について

物質の強化機構の一つに粒子分散強化があります。熱処理でも、高温焼戻しによる硬さ上昇や時効硬化がこれです。ここではごく簡単な説明にとどめています。
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熱処理における結晶粒の粗大化

鉄鋼の熱処理において、Ac3をはるかに超える高い温度で加熱した場合などでは結晶粒が粗大化し、衝撃値の低下などをもたらすので好ましいことではありません。特に焼入れ温度には注意が必要です。
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焼割れ|焼入れ工程で品物が割れる不具合

焼割れは主に、焼入れ時の熱応力や変態応力が品物の一部に集中することで起こります。速く冷やしすぎると割れるというのは正しくありません。ここでは、焼入れ時の焼割れについて説明しています。
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熱処理用試験片について|その特殊さを知っておきましょう

熱処理硬さなどに用いられる試験片は、ほとんどは小さなもので試験されていますので、実際の品物とは違うことを知っておく必要があります。特に、質量の違いで特性値は変わりますし、極端にいえば、材料の履歴でも変わります。
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熱処理での変形|変寸による変形は避けられない 

熱処理による変形の原因は、自重や外力の他に、熱膨張率と変態による変寸があり、品物が高温でやわらかいですし、焼入れ操作中の温度や変態による変化の制御は簡単ではありません。
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鉄鋼とアモルファスについて

アモルファスはガラスのような非晶質のことです。鉄鋼でも、強加工するとアモルファス化することがわかっており、それは、結晶構造を持つ金属状態とは異なる性質があることもわかってきています。
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固溶体|2つ以上の元素が固体の状態で溶けこんでいるもの

固溶体とは、2種以上の元素の固体の結晶質のものを言います。鋼は鉄と炭素の固溶体で、固体の状態で熱処理をすることで大きくその性質が変わります。
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火花試験 (ひばなしけん)

グラインダーで鋼の表面を削ると鋼の成分に沿った典型的な火花の様子や形状が観察されます。これを用いて、鋼種や合金成分を判定するのが火花試験です。簡単にできるので、それを紹介しています。
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鋼(はがね)とその熱処理

鋼は「はがね」と読みます。鉄と炭素の合金をいい、その炭素量が約2%以下のものが鋼(はがね)です。用途によって、工具鋼やステンレス鋼など非常に沢山の鋼種があります。