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熱処理用語

熱処理用語

常に注意が必要な「異材混入(いざいこんにゅう)」

熱処理では最も多い不具合です。鋼種を混同することを異材混入といいます。これがあって熱処理してしまうと、硬さ不良、品質不良などの救済できないいろいろな問題を起こすので注意しないといけません。
熱処理用語

回復(かいふく)|冷間加工した鋼を再結晶温度以下で加熱する

鉄鋼を冷間加工して組織が変形したものを、再結晶温度以下に加熱して組織の変化を少なくした状態で加工前の状態に戻すことを回復といいます。熱処理でのその操作は、変態点以下の温度で行う低温焼なましの操作です。
熱処理用語

反発硬さ (はんぱつかたさ)について

鋼の硬さを測定する方法に、押し込み硬さと反発硬さがあります。反発硬さは、硬さが高いほど反発性が強いことを利用しており、JISではショアー硬さ試験機が広く用いられています。
熱処理用語

プリハードン鋼 |適当な硬さに熱処理済みの鋼材

熱処理済みの金型鋼材の呼び方です。熱処理して目的の金型に合った硬さに調整済みの鋼材をプリハードン鋼といいます。通常の使い方は、購入したままの状態で、機械加工してそのまま使用します。
熱処理用語

吸収エネルギーと熱処理での衝撃値について

シャルピー衝撃試験では吸収エネルギーを測定して、それが大きいと耐衝撃性が高いと評価します。工具鋼の高い硬さの試験JISにはない、10Rシャルピー値で評価されることが多いようです。
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熱処理品の探傷試験について

熱処理でしばしば行われる表面の割れや傷を検査するための探傷試験は、JISでは、染色探傷試験(カラーチェック)、磁粉探傷試験(マグネチェック)、超音波探傷試験(エコーチェック)などが規定されています。
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ナイタール|鉄鋼の顕微鏡組織観察用の腐食液

ナイタールは金属組織を観察するための、一般的によく使われる腐食液で、硝酸のアルコール溶液の呼び名です。比較できる写真も多いので、焼入れ鋼などはまずナイタールで腐食して組織観察をするのがいいでしょう。
熱処理用語

連続冷却変態曲線|CCT曲線

焼入れの冷却速度の違いによって硬さや組織の変化を示すものに連続冷却変態曲線があります。これはCCT曲線とも言われ、S曲線とともに、焼き入れにおける説明に用いられます。
熱処理用語

バッチ炉とピット炉 

熱処理では、一定の品物を炉内に入れて加工することを「バッチ処理」と呼び、バッチ処理をする炉をバッチ炉と読んでいますが、このような炉の呼び方は決められたものがないので、この説明も、一つの例です。
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ソルト熱処理|塩浴熱処理

溶融した塩(ソルト)を用いた熱処理で、早い昇温や冷却時に一定の温度に保持して変態させる恒温処理ができるなどの特徴があるのですが、設備の維持が大変で、今後は消えてゆく可能性のある設備です。