硬さ基準片(かたさきじゅんへん)     [k15]

【用語の意味】
硬さ試験機の精度保持のために作られたもの。テストピースなどと呼称されることもあるが、JISの要求を満たしていないものは、硬さ基準片とは呼ばない。
【補足説明】
硬さ基準片の例

国内ではほとんど「旭工業所」「山本化学工具研究社」製のものが使用されている。

硬さ基準片は硬さ試験機の管理や校正に用いられる。そのため、硬さ基準片の硬さ値は厳格に管理されているため、高価である。

硬さは、引張強さなどの機械試験値に替えるもので、重要な指標であるので、硬さ試験機の最終確認は硬さ基準片を用いて確認される。つまり、JISの規定に沿った硬さ試験機と硬さ基準片によって硬さが管理され、それによって熱処理後の製品の品質が保証されている・・・という仕組みである。

JIS・ISO認証工場では、硬さに関するトレーサビリティー(国家標準の硬さ値につながる管理体系)が求められているので、硬さ値の精度に関するトラブルはほとんどないが、実際の品物の試験値は形状や測定位置の問題が加わって大きく変わるので、品物の硬さを保証するためには、測定者の技能・能力も重要になってくる。



↑記事のTOPに戻る

用語の一覧へ

あ行 あいうえお」
か行 かきくけこ
さ行 さしすせそ
た行 たちつてと
な行 なにぬねの
は行 はひふへほ
ま行 まみむめも
や行 やゆよ
ら行 わ行 らりるれろわ

HP紹介

鉄鋼の熱処理全般について紹介
せん断刃物技術の基礎事項を紹介
第一鋼業のHPとお問い合わせはこちらから

↑記事のTOPに戻る