表面改質 (ひょうめんかいしつ) [h20]
表面処理などによって鋼材の表面の性質(化学的、機械的)を改善すること、またはその作業のことを表面改質といいます。
一般的には、処理を行って、硬さなど何らかの性質が向上するものをいいます。
用いられる意味や範囲は広く、「表面処理」と同意で呼ばれることも多いようです。
熱処理だけにとどまらず、加工、溶接、鋳造などでの材料表面の性質の向上などを含めるので、適用するものを定義するのも難しい状況です。
熱処理分野では、下図のように、表面焼入れ・表面硬化、浸炭・窒化などの浸透処理などがあげられます。これには、高周波焼入れ、浸炭、窒化などの表面熱処理が含まれます。
その分類や範囲を表した図などは、いろいろなものがWEBなどで見られますし、新しい内容や方法のものは時間とともに増えていっています。
ここでは、一例を示します。
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