鋭敏化(えいびんか)        [a15]

【用語の意味】

ステンレス鋼などの粒界に炭化物などが析出することで、粒界腐食の感受性が高くなることを「鋭敏化する」といいます。一般的には、鋭敏化することは耐食性、耐酸化性が低下するために、良くないこととされます。

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【補足説明】 

粒界腐食の例
これは、鋭敏化した粒界に沿って応力破壊割れを起こした例を示す顕微鏡写真の例です。

オーステナイト系ステンレス鋼についての鋭敏化は耐食性・耐酸化性を減ずるので好ましくありません。

鋭敏化は、使用温度が高かったり、強加工した場合に生じやすく、これを防止するにはオーステナイト安定性の高いステンレス鋼を使用する必要があります。

SUS304(18-8ステンレス)などの準安定系に変えてSUS316LやSUS310を検討する必要がありますが、これらは高価です。



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