熱処理用語

質量効果|品物が大きいと焼きが入りにくくなる

熱処理の焼入れでの「質量効果」という言葉は、焼入れ時に品物が大きくなってくると、表面硬さや焼入れ深さが減少することを表現する言い方です。数値表現ではなく、漠然としたいい方で使われます。
熱処理用語

とりべ分析値|ミルシートの成分値は溶鋼の時点で決まる

ミルシートに記された成分値は、最終時点の製品で分析したものではなく、製鋼中の溶湯の成分を分析した「とりべ分析値」が使われて表示されています。
鉄鋼の熱処理

工具鋼の焼戻し|たくさんのことを知ると有利

工具鋼の焼戻しについて、熱処理線図やデータの見かたや、鋼材メーカーの示す熱処理曲線を使う必要性、焼戻しパラメータ、保持時間、焼戻し回数などについて説明しています。
熱処理用語

JISの熱処理の用語と業界用語

熱処理の用語はJISに規定されているのですが、時代にそぐわない特別な用語がいくつもあり、さらに、JISには無い、慣例で使われる業界用語などもたくさんあります。さらっと紹介しています。
鉄鋼の熱処理

鉄と鋼の基礎知識

鋼の熱処理は温度と時間を操作して機械的性質などを変化させるものです。ここでは、純鉄の4つの相やアルファ鉄・ガンマ鉄などの雑知識を説明しています。これらは熱処理には重要ではないものの、熱処理を理解しやすくしてくれるでしょう。
鉄鋼の熱処理

構造用鋼の焼戻し|焼入れの影響に対応する

構造用鋼の焼戻し、Uカーブ、調質などについて説明しています。焼戻し曲線と機械的性質、調質における、焼入れ性、質量効果などを含む、鋼種の選択の場合の考え方などについて示しています。
熱処理用語

火花試験 (ひばなしけん)

グラインダーで鋼の表面を削ると鋼の成分に沿った典型的な火花の様子や形状が観察されます。これを用いて、鋼種や合金成分を判定するのが火花試験です。簡単にできるので、それを紹介しています。
熱処理用語

粒子分散強化について

物質の強化機構の一つに粒子分散強化があります。熱処理でも、高温焼戻しによる硬さ上昇や時効硬化がこれです。ここではごく簡単な説明にとどめています。
熱処理用語

ソルトバスでできる恒温熱処理

熱処理法の一つで塩浴などを用いて焼入れ冷却中に、品物を一定の温度に保持して組織変化を起こさせる熱処理を恒温熱処理といい、オーステンパーやマルクエンチ、マルテンパーなどがあります。
熱処理用語

熱処理の加工方法記号(かこうほうほうきごう)について

熱処理の加工方法記号は熱処理の加工方法を簡単な記号で表すものです。JISに示される熱処理関連の加工方法記号について説明しています。