PR

黒染め・黒化 (くろぞめ・こっか)

「黒染め(くろぞめ)」は、光輝面を酸化媒体に浸漬して、鋼の表面に四三酸化鉄などの黒色の薄い層をつける表面処理で、主に、見た目の良さと防錆のためにおこなわれる表面処理です。

黒化処理という言い方もあります。

これは、表面の1ミクロン程度の薄い処理層をつけるのですが、油脂(油分)を併用すると、さらなる防錆効果があります。

このため、この処理の後は、油がついた状態になっています。

通常は、四三酸化鉄の黒い層をつける「酸化皮膜処理」をさします。

黒染めされた製品(WEBより)
黒染め製品写真(WEBより)

通常は、光輝肌の製品に処理をするのが効果的です。

光輝肌の品物にこの処理をするには、①脱脂 →②酸洗 →③脱脂中和 →④黒染め処理 →⑤湯洗 →⑥防錆 →⑦防錆油塗布 という工程を取ります。

被膜の厚さは1マイクロメーター程度の酸化皮膜により防錆効果があり、薄い被膜のために、寸法の誤差もほとんどなく、漆黒色に仕上がることで、比較的安価に高級感が出せる処理と言えます。

現在では様々な方法で様々な処理が行われていますが、材料に対する適不適などもあるので、黒染め加工をする場合は、事前に加工業者に相談するといいでしょう。