熱処理用語

鉄鋼の焼ならし|3分間で知る基礎の基礎

焼ならし。焼準とも言います。機械構造用鋼などをオーステナイト化温度から空冷する熱処理です。主な目的は、結晶粒の調整や機械的性質の均一化です。「ノルテン」という業界用語も紹介しています。
熱処理の話題

鉄鋼の焼なまし|5分で知る基礎の基礎

焼なましは硬さの低下(軟化)や残留応力の除去や、織の調整の目的などで行われます。焼なましの方法で、それぞれ呼び方が異なります。一般的には鋼を軟らかくするための熱処理のうち、十分に硬さを下げる「完全焼なまし」を指すことが多いでしょう。
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焼入れ性倍数|合金元素量による理想臨界直径の増加比

合金元素を添加した場合と添加しない場合の焼入れ性の程度を焼入れ性倍数といいます。 焼入れ性倍数を高める元素には、Mn Mo Cr などがあり、これらの元素量が多いと焼入れ性が高くなります。
熱処理用語

焼入れ性曲線|ジョミニー試験が一般的

焼入れ性とは、表面硬さの入りやすさや硬化深さを言う言葉ですが、概念的な言い方で、「焼入れ性」自体が数値化されたものではありません。それを数値化する試験方法の一つに、ジョミニー一端焼入れ試験方法があります。これは、焼入れ性の低い(つまり、急速...
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焼入れ性|焼入れ硬化のしやすさ

焼入れ性は焼入れした時の硬化のしやすさなどを表しています。焼入れ性を試験する方法もあります。ここでは、焼入れ性の用語や試験方法などを説明しています。
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焼入れ硬化層深さ|高周波焼入れでどこまで焼が入るのか

硬化層深さは、表面熱処理で一般的にいう効果層の深さです。ただ、表面熱処理に関係する焼入れ硬化層深さは、有効硬化深さ、全硬化深さ、限界硬さ … など、わかりにくい表現や内容でもあるので、注意しておくべきことがらがあります。
熱処理用語

焼入れ|鋼を非常に硬くする熱処理操作

鋼の焼入れは焼入れ温度に加熱後に急冷して硬化させる操作です。硬化に必要な冷却の速さは鋼種によって、また、品物の大きさなどで違ってきます。「やきいれ」はJISの表現に沿って「焼入れ」としています。
熱処理用語

鉄鋼の特殊鋼について

鉄鋼は、鉄と鋼に分けられ、鉄には銑鉄、合金鉄、鋳鉄があります。鋼は普通鋼、特殊鋼、鋳鍛鋼に分類され、生産量の8割はこのHPの熱処理にはほとんど関係しない普通鋼で、熱処理では特殊鋼の熱処理が対象になります。
熱処理用語

トルースタイト|フェライトとセメンタイトの微細組織

トルースタイトは、焼入れ中にも焼戻し中にも生じます。フェライトとセメンタイトの層状組織が微細な状態のもので、パーライトやソルバイトも同様の形態です。
熱処理用語

とりべ分析値|ミルシートの成分値は溶鋼の時点で決まる

ミルシートに記された成分値は、最終時点の製品で分析したものではなく、製鋼中の溶湯の成分を分析した「とりべ分析値」が使われて表示されています。