熱処理用語

S曲線のパーライトノーズ 

温変態曲線で、パーライトが析出する時間が突出した部分をパーライトノーズといいます。焼入では、パーライトが析出すると硬さが低下するので、急速に冷却する必要があります。
熱処理用語

粒子分散強化について

物質の強化機構の一つに粒子分散強化があります。熱処理でも、高温焼戻しによる硬さ上昇や時効硬化がこれです。ここではごく簡単な説明にとどめています。
熱処理用語

クエンチ|熱処理では焼入れのこと

クエンチ(Quench)とは熱処理での「焼入れ」のことです。JISの工程記号はHQで、あわせて焼入れに関する業界用語などを紹介しています。
鉄鋼の熱処理

冷間工具鋼 SLD のカタログデータの見方

このページでは、プロテリアル(旧:日立金属)さんの冷間工具鋼SLDの技術資料を利用して、図表などの見方を説明しています。冷間工具鋼の標準的な鋼種の「SLD」プロテリアル(旧:日立金属)さんのSLDは、SKD11の相当品として、冷間用の工具鋼...
熱処理用語

JIS硬さ|慣用的な用語です

昔からの慣用的な言い方で「JIS硬さ」とは、過去のJIS規格票の付表などに掲載されていた、標準熱処理をした場合の硬さなどの数値のことをこう呼ばれています。
熱処理用語

比摩耗量 (ひまもうりょう)

摩耗試験などでの、条件を固定して摩耗量を比較しているので比摩耗量としていますが、簡単には、「摩耗量」としてもいいものです。数値が大きいと耐摩耗性が良くないと評価されます。
熱処理用語

マルテンパー|恒温熱処理のひとつ

マルテンパーは高温熱処理の方法の一つで、焼入れでマルテンサイトが生じる温度(MS点)以下で塩浴(ソルトバス)などを用いてその温度になるまで保持した後に空冷する方法を言います。
熱処理用語

合金を作ることを「アロイング」といいます

熱処理用語ではありませんが、アロイングは合金をつくることで、メカニカルアロイングでは、ボールミルなどで粉末を混練して、金属の表面に他の物質の化合物を形成する高エネルギーによる加工処理です。
熱処理用語

ポリマー焼入れ剤|水溶性の焼入れ油

ソリブルとも呼ばれる水溶性ポリマー焼入れ材は高周波焼入れで多く使用されています。しかし、大きな品物を冷却するような一般熱処理工場では、焼入れ油に変えて使われるようにはなっていないようです。
熱処理用語

半冷曲線|焼入れ硬化の程度を示す図表

大径材の表面硬さや中心硬さを推定する方法として、プロテリアル(日立金属)さんが行ってきた方法です。 これは、実際の熱処理での冷却状態を考えて、焼入れした鋼材の内部の硬さを知るために利用できます。