熱処理用語

ひずみ取り焼なまし|混同しやすいので要注意

ひずみとり焼なましは、応力除去焼なましの一つです。しかし、2つの熱処理用語は微妙に意味合いが異なります。矯正応力の緩和のための焼なましという意味で「ひずみ取り焼なまし」と言っています。
熱処理用語

軟点(なんてん)|焼入れで十分に硬化していない部分

熱処理の焼入れ時に生じる、硬化しないか又は他の部分より硬さが低いところを軟点と言います。水焼入れや、高周波焼入れでそれが生じますが、これを無くすることは難しいことです。
熱処理用語

不完全焼入れが悪いというのは早計

不完全焼入れという言葉は、完全焼入れに対応する用語ですが、鋼材の成分や品物の大きさで焼入れ硬さなどに差が出るのは仕方ないことで、熱処理操作不良の意味ではありません。
鉄鋼の熱処理

鉄と鋼の基礎知識

鋼の熱処理は温度と時間を操作して機械的性質などを変化させるものです。ここでは、純鉄の4つの相やアルファ鉄・ガンマ鉄などの雑知識を説明しています。これらは熱処理には重要ではないものの、熱処理を理解しやすくしてくれるでしょう。
熱処理用語

熱処理でのオーバーヒート 

ここでは、鋼などを目的温度以上に加熱するという不具合の一つのオーバーヒートについて説明しています。高いじん性を求める工具では、焼入れ温度を高くしないほうがいいでしょう。
熱処理用語

冷却速度|焼入れ時の品物の冷え方、冷やし方

熱処理においては冷却速度は重要ですが、捉え方も難しいものです。平均、区間、瞬間など、いろいろな表現の仕方があります。
熱処理用語

恒温変態曲線について

熱処理の講義では、必ず出てくる恒温変態曲線・S曲線について説明しています。恒温変態曲線は、TTT曲線や S曲線 ともよばれます。
熱処理用語

加圧冷却(かあつれいきゃく)|真空炉のガス冷却の方法

鉄鋼の熱処理での真空炉などで用いられる圧縮ガスを用いる冷却をいいます。窒素ガスなどの冷却ガスをタンクに貯めて、冷却時に大量にガスを噴射して冷却します。
熱処理用語

ガス焼入れ|焼入れ冷却用にガスを使うこと

熱処理の焼入れにおけるガス利用して冷却して焼き入れることをガス焼入れといいます。通常は圧力を高めた大量のガスを用いて冷却します。それを加圧冷却といいます。
熱処理用語

黒染め・黒化 (くろぞめ・こっか)

鉄鋼製品に行われる表面処理の黒染め・黒化は、表面に四三酸化鉄などの層を鋼の表面につける表面処理法です。油分をつけることでさらに防錆効果が出ます。