鉄鋼の熱処理

鉄鋼の熱処理を知るための平衡状態図について

鋼は温度によって状態が変わり、それを利用して熱処理をすることで鋼の性質を変化させます。成分と温度における状態が鉄-炭素系2元状態図は、鋼の熱処理では、本来とは違った使い方をされている点などを説明しています。
熱処理用語

遷移温度|破面の脆性破面率が50%になる温度

鋼が低温状態になると急激に衝撃値が低下する温度が遷移温度ですが、簡便的には、脆性破面率が50%になる温度をいいます。
熱処理用語

鉄鋼の流動槽熱処理

流動槽を用いた鉄鋼の熱処理の実施例は少ないようです。鉄鋼用の流動層は、セラミックなどの微粉に熱した気体を流して、流動させているところに品物を入れて加熱する方法です。
熱処理用語

過時効(オーバーエイジング)

時効は、熱処理では、温度・時間によって組織、硬さ、寸法などが変化することですが、時効処理の硬さ調整で、最高硬さの出る温度を超えた加熱処理をオーバーエージング(過時効)といいます。
熱処理用語

鉄鋼のソーキング|高合金鋼の製造には欠かせない処理

ソーキングは主に製鋼時に鋼塊の組織を均一にするための加熱処理です。高合金鋼では重要なもので、拡散焼なましともよばれます。
熱処理用語

加圧冷却(かあつれいきゃく)|真空炉のガス冷却の方法

鉄鋼の熱処理での真空炉などで用いられる圧縮ガスを用いる冷却をいいます。窒素ガスなどの冷却ガスをタンクに貯めて、冷却時に大量にガスを噴射して冷却します。
熱処理用語

調質|焼入焼戻しで均質性と強靭性を調節する方法

鋼の焼入焼戻しのうちで、構造用鋼などを焼入れ後に450℃以上に加熱して、票メッm硬さを下げるとともに、鋼全体の機械的性質の均質性とや靭性を調節する処理を「調質」といいます。ノルテンについても紹介して説明しています。
鉄鋼の熱処理

鋼の焼戻し1|全体的に知っておくと良いこと

焼戻しの基礎的な内容です。鋼を焼入れした後に焼き戻しすることで、硬さを調節するだけでなく、じん性などの強靭性が付加されます。教科書にはない考え方も紹介しています。
熱処理用語

常に注意が必要な「異材混入(いざいこんにゅう)」

熱処理では最も多い不具合です。鋼種を混同することを異材混入といいます。これがあって熱処理してしまうと、硬さ不良、品質不良などの救済できないいろいろな問題を起こすので注意しないといけません。
熱処理用語

時間焼入れ|段階焼入れ|中断焼入れ

焼入れ中に冷却液の温度になるまでを連続に冷却しないで、水や油から引き上げて冷却の過程を調整することを時間焼入れといいます。これは、日常の作業では通常的に行われています。